仕上げとなります上塗り材 ビーナスコートを
今日は紹介させていただきます。
ビーナスコートは㈱日本エムテクスの三浦社長が開発されたものです。
吹きつけ・コテ仕上げなどいろいろなパターンができますが
今回はウーローラーでの仕上げとなりました。
施行でこの材料の難しいところは、塗り返し、2度塗りが普通の塗料のように
できないところです。天然素材で湿気を吸収する効力がすごいため
乾きムラがもろにでてしまうのです。
言い換えれば、それだけ天然塗料の効果がある証明でございます。
それと、私も施行に携わりましたが、溶剤・水性塗料のように強烈な
匂いが全くございません。
私も現場を離れるようになり塗料を塗ることもしなくなると、たまにペンキの
匂いを嗅ぐと気持ち悪くなり吐き気を催します。
職人達に 「臭くないのか?」ときくと
「全然平気ですけど」とそっけない顔して答えていますが、慣れとは
恐ろしいものでございます。
一般の方が匂いに耐えられないのが今の私には良く分かります。
天然塗料にはそれが全くございません。
下地パテ処理をした後にシーラーを塗装します。
仕上がりはなんともいえない質感と温かみのある色で心を和ませます。
間接照明と電気器具を設置すると尚一層良いですね。
リビング天井を塗る様子です。
広い面積を塗る時に気をつけなければいけないことは、ローラーの
つなぎ目が半乾きの状態で重ねると、そこのところだけつなぎ目が
でてしまいますので、そうならないよう作業をしなければいけません。
クロスとはまた一味違う空間になります。
環境問題が深刻な現代、家と人間に優しい天然塗料をお勧めします。