サイディング塗装

物事には、周期というものがあり生まれては無くなり、新しいものは
古くなり、また再生していく。

ちょうど外壁でもサイディングの全盛からちょうど塗り替え時期に入り
サイディングの塗り替えも増えてまいりました。

半永久に塗らなくても良いなどと謳われていたサイディングもここに来て
塗り替えなくてはいけなくなっている状況でございます。

この世の全てに永久に変わらないものなどないのでございます。

建物をそうするのであれば、永久なものではなく、そのものをメンテナンス
していく人間の意識だと思うのです。

下の写真は3年前に施工させていただいたN様の紹介で工事を賜りました
富士見市のS様と別件での川越市E様の施工の様子でございます。

サインディング塗装施工前1
【施工前】

サインディング塗装施工後1
【施工後】

サインディング塗装前2
【施工前】

サインディング塗装後2
【施工後】

華麗なる内装

「奥さん ちょっと 昨日 見たーーー あれ あれよーーー
やだー あれあれ 華麗なる一族よーーー」

「やだー お隣さん 私も見たわよー キムタク やっぱ素敵よねー」

「やだー 奥さん やっぱ 北大路欣也 (万俵大介役)よーーー
渋いわねーーーー ちょっと やだー 」

みたいな井戸端会議があふれだす、とあるマンションは引越しのピーク
でございます。

マンションの内装工事が今月は多く、うれしい悲鳴を上げています。

とあるマンションでキッチンとリビングの改装工事を終え、今日は
明日引っ越されるお客様の引渡の日でございます。

今日はそのときの内装工事の様子を紹介します。

天井クロス張替え

もぞもぞと隠れているのはクロス職人の川田さん。
天井クロス貼りは見ていても大変だと思います。

天井クロス貼り

 

天井クロス張替え完了

うすい紫系のブルー色がとても素敵です。

クロス張替え前に、壁のパテ下地処理

天井を終えたら、パテ下地処理した壁を貼ります。

壁面クロス張替え

クロス張替えジョイント部施工

 

最後のジョイント部分のつなぎ目を上手く合わせるのが腕の見せ所です。

キッチンリフォーム施工完成

「やだーーー 奥さん 華麗なる台所じゃないの ちょっと 素敵ねー」

と言われそうなほんと素敵なキッチンでございます。

 

クロス張替えした壁面に北欧風暖炉型ヒーター設置

この暖炉はお客様が選んで買ってきたもので、本物の暖炉に
見せかけた中にヒーターが入っていて、中はリモコン式で
暖炉の火が映像で現れる仕組みになっています。

遊び心と素敵なインテリアにもなり華麗なる家族にぴったりでございます。

ところで皆さん

きのう見ました?

その 華麗なる一族

私?

見ちゃいました。キムタクの演技に脱帽でございました。

外壁塗装

花粉症は皆様大丈夫でしょうか?

私はそれほど重症ではありませんが、少し目にきてるような
感じがします。

健康が一番ですね。

今回の現場は破風板や木部関係がかなり傷んでいました。
モルタル部分はそれほど痛んではいません。

仕上がりがとても奇麗に西日にてらされてまぶしいくらいです。

外壁塗装前
【施工前】

外壁塗装施工中
【施工中】

外壁塗装施工後
【施工後】

塗装現場にて

ふじみ野市外壁塗装施工前写真
【施工前】

ふじみ野市外壁塗装施工後写真
【施工後】

先月着工したふじみ野市の現場。今日足場をばらし無事終了いたしました。

今回はコロニアル屋根とモルタル外壁塗装塗り替え工事です。

お客様にイメージどおりの色だと喜んでいただき、現場点検に来た私も
とてもうれしかったです。

雪止めしたけどなごり雪

暖冬でございます。今日も穏やかな春めいた暖かさでした。

外壁塗装を終え、お客様から屋根に雪止め金具と屋根漆喰を
塗り替えて欲しいと依頼されました。

過去に駐車場のカーポートが雪の落下によって壊れてしまった
そうです。

屋根に雪止め金具と屋根漆喰を 塗り替え

しかし今年は雪という雪は降っていませんよね。2月の今頃も
雪が降る時があったことを記憶しています。

雪止め金具

今年は降らないでいても、いつ大雪になるか分かりません。
異常気象の現代、思ってもいない大雪が降る確立も高いと思います。

雪止め金具施工完了

やはり念には念の雪対策をお勧めいたします。

また、今施工している別の現場ではテラスを設置する工事を賜りましたが
お隣との境界線ぎりぎりのところで雪が隣の敷地の駐車場に落ちるという
お隣様のご指摘があり、取り付け工事を中止することになってしまいました。

お客様には気の毒ですが、やはり長い目で見たとき、近隣とのトラブルで
気まずい思いをするのも、私の本意ではありませんので、中止されて
正解だとお客様とともに納得しているしだいです。

リホームで大切なことは、お客様のご意向に沿うことが第一ですが、
近隣とのトラブルのない対策も必要だと思います。

瓦屋根棟漆喰工事1

 

瓦屋根棟漆喰工事2

 

瓦屋根棟漆喰工事3

瓦屋根棟漆喰部分が劣化したまま放置していますと大雨などで吹き上げた
雨水が浸透して屋根の内部が腐ったり、雨漏りの原因になります。

瓦屋根棟漆喰工事施工前
【施工前】

瓦屋根棟漆喰工事施工後
【施工後】

くどいようですが、異常気象ですねーーーー。

水洗いについて

今月外壁塗装施工させていただいた現場で、
水洗いの様子でございます。

水洗いは通常塗装する箇所を重点的に行いますが
そうでない、窓・網戸の汚れ、枯葉や土誇りでたまった
雨樋、門扉、タイル、カーポートなど塗装以外のところも
念入りにコケや汚れを落としていきます。

洗浄機での水洗いも場所場所によって水圧を変えていく
場合もございます。

また、あまりにも劣化のひどいところや屋根などは、水洗いをせず
デッキブラシ等による手動で作業を行うこともあります。

今回の現場の屋根はU瓦で割れや痛んでいるところはなく
近隣との密接になっている北面がコケなどがかなり目立ちました。

洗浄機による水洗いでご覧のとおり、きれいにコケが落ちました。
これも機械による成果であり、手動ではここまで落としきれないと
思います。

瓦屋根を高圧洗浄機で水洗い

瓦屋根高圧洗浄機で水洗い後

外壁吹付け工事

塗装工事には一般に刷毛塗り・ローラー塗り・土壁などのコテ塗り
そしてガン吹き等による吹付け工事に分かれます。

今回は吹付け工事について分かりやすく説明させていただきます。

スプレーガンで塗料を外壁に吹き付けている様子

コンプレッサーという機械を使用し圧をかけて壁面に付着させていきます。

圧の調整により模様や凹凸の強弱をつけていきます。

石目調ストーン材を吹付

下の写真は既存リシン壁に石目調のストーン材を使用しました。

工程としましては

  1. 下地処理・下塗シーラー
  2. サフェーサーという仕上げ色に近い塗料を吹き付けます
  3. 中塗り・上塗りを吹き付けます
  4. 保護材として最後にクリアー( 透明の塗料 ) を吹き付けて仕上げです

ストーン材仕上がり状態

ストーン材の特徴としましては、仕上がりの質感がとてもシックで
高級感と重量感があります。

新規モルタル工事でアーチ状にデザイン

今回の現場は、キッチンの室内改装工事を賜り、窓を出窓に
するなどして新しくモルタル工事をしたので、目立たなくするのにも
吹きつけ工事は最適です。

新規工事した部分も吹付塗装します。

 

吹付塗装施工前

 

吹付塗装施工後

吹きつけ工事で一番大切なのは、養生( 塗装がついてはいけない箇所を
ビニール等で塞ぐ ) です。

特に今日のように風が強風な時は中止するか完全養生が必要です。
近隣の方にも迷惑にならないよう最新の注意を払って工事に取り組んで
います。

吹付塗装施工前にはしっかり養生しておきます

吹付塗装施工後に養生を外して完成。

吹きつけ用の養生は窓など完全密封になるので夏場はお客様には
大変つらくご迷惑をおかけしますが、養生が完了すれば終わったも
同然。吹付け工事は速やかに進行していきます。

吹付塗装後の建物全体写真

お客様に我慢していただいた分、納得いただける吹付けでしか
味わえない仕上がりになり、大変満足していただきました。

※使用材料 : 山本窯業化工(株) セラキャストEX-708-A

鉄部塗装(錆び止めの意味)

一般住宅の塗装では外壁のモルタル・サイディング・木部・鉄部等に
簡略的ですが、分類されます。

全ての素材に対して、基礎である下地処理の工程は必要不可欠
なものでございます。

鉄部塗装は、雨水によって錆びないうちに塗料によって腐食を
防ぎます。

しかし、現実問題、コスト的にもメンテナンスの気配りに対する
意識は一般の方には難しいと思います。

やはり痛んでから意識し始めるのではないでしょうか。

 

では、なってからどうすれば良いか、弊社の考えを述べさせて
いただきます。

鉄部錆びを落とします

昔、人体で擦り傷などのケガをした際、赤チンを塗布したのを覚えて
いらっしゃいますか?
今はすっかり目にすることもなくなりましたが、
消毒が必要です。

それに近いイメージとして、鉄部の錆びた箇所には錆び止め塗装
が必要なのでございます。

鉄部のさびを落とし、塗装準備完了です

ケレンという錆びて浮いた塗膜などをきれいに落とした後、清掃していきます。

ペーパー等で下地と既存の塗膜に細かい傷をわざとつけていきます。

これは、傷つけたところと塗装した塗料が密着力が強くなるからです。

鉄部塗装下塗り

また、タッチアップという錆た箇所だけ錆止め塗装をすることもありますが
通常は全体に塗装していきます。

下塗りは鉄部塗装の仕上がりに左右されます。丁寧に塗っていきます。

下塗は上塗りの仕上がりにも影響があり、きれいな仕上がりを
助ける役目もあるのです。

鉄部塗装施工完了。ペンキ塗りたてです。

専門知識も必要かも知れませんが、お客様に分かりやすく説明
するほうが、下塗の必要性を強く感じていただけると弊社は
考えています。

手すり鉄部塗装施工完了

鉄部の錆止め塗料は【1】。亜鉛メッキ鉄部は【2】による。屋外用の種別を屋内に用いることは支障ない。豊亜鉛塗料を使用する場合は,特記したメーカー仕様による。
表中に1種とあるものは乾性油を主体とするもので,乾燥は遅いが浸透性のよいもの,2種とあるものは合成樹脂系で,乾燥は早いが浸透性は弱いものなので,
錆び落としが完全に行い難いと予想される場合は,1種を使用する。

【1】 鉄部錆止め塗料
適用 JIS 規格 規格名称 1回分塗布量 g/m2
屋内 JIS K 5621 一般用さび止めペイント 1種 110
屋外
屋内 JIS K 5622
JIS K 5623
JIS K 5624
JIS K 5625
JIS K 5629 鉛丹さび止めペイント
亜酸化鉛さび止めペイント
塩基性クロム酸鉛さび止めペイント
シアナミド鉛さび止めペイント
鉛酸カルシゥムさび止めペイント 1種190  2種140
1・2種 100
1・2種 100
1・2種 100
120

【2】 亜鉛メッキ鉄部用錆止め塗料
適用 JIS 規格 規格名称 1回分塗布量 g/m2
内外 JIS K 5629 鉛酸カルシウムさび止めペイント 120

インドのペンキ屋さん

今月はインド特集です。

今日はインドのペンキ屋さんを紹介いたします。

とあるホテルのカフェテラスでビールを飲みながら
ニラジ (旅の相方インド人)と人生を語っていました。
ほろ酔い気分になってしまったので、外の空気を
吸いたくなり庭先に足を踏み入れたら、若者が数人
刷毛を持って作業をしていました。

インドで出会ったペンキ屋さん

海外の建築施工現場を拝見できるのも絶好のチャンスと思い
職人の和の中に入っていきました。

「 アイム ペインター 」と私が自己紹介したら

「 ユー アー ライア (嘘つき)」と言われてしまいました。

インドのペンキ屋さんの屋根塗装風景

インドの塗装業の社会的地位はかなり低いものがあります。
日本も塗装職人のイメージはあまりよくありません。

これから日本の職人の社会的地位もインドと同じことになる
確立は高いし、そうではなく技術者としてイメージアップ
していくのもこれからの日本建築職人の課題となるでしょう。

ぼろは着てても心は錦という時代はこれからはありえません。

常に格好いい態度振る舞い・マナーが必要になってくるのです。

インドのペンキ屋さん命がけの屋根塗装。インドでは足場を架けないんですね。

安全性の低い綱を握り締めながら、作業をしているのは
熟年の職人ではなく、バイトのような兄ちゃんが塗装しているのです。

 

インドのペンキ屋さんと記念写真。右側がふじみ野市でリフォーム・塗装業を提供しているナイガイセルフ代表薄井です。

 

危険な作業をこうして笑顔で仕事をしているのです。
日本の若者はこの先こうした汚い仕事はしなくなり
建築職人の人手不足がそう遠くない将来やってきます。

インドの貧しい若者に今足りないものは教育だけですので
知識を身につけたら、優秀な労働者が現れると思います。

日本の青年よ、うかうかしていると居場所がなくなる
ざんすよ。明日はわが身ざんす。

あかひげ〜その後〜

新年のご挨拶であわただしい毎日でございます。

今日は地元の町病院の院長先生にご挨拶に伺いました。

昨年院内改装工事を賜りました。

クッションフロア破れ

その時床のCFも交換するかどうか検討されておりましたが、今回は
見送る事になり、既存の器具の跡が出てしまったので、そこだけ
処理をするよう賜りました。

クッションフロア部分補修

先生から前のあまったCF材料があるから使ってくれと言われました。

 

クッションフロア部分補修糊付け

「先生 これ同じ材料じゃないですよ」と、私。

「 あらー。そうなの まーしょうがないですね 」と、先生。

とぼけた顔がなんともいじらしい・・・・。

クッションフロア部分補修施工

 

 

クッションフロア部分補修シラー仕上げ

最後の仕上げはCF専用のシーラーを切り口部分に
塗布して固めて終了でございます。

改装工事も大変満足していただき、お礼の言葉を
投げかけてくれました。

本年もよろしくと共に末永くお付き合いのほどを・・・

病院の院内改装工事施工前

【施工前】  昨年改装工事した院内

病院の院内改装工事施工後

【施工後】