由緒ある旅館工事

今日は寒かったですね
今晩は薄井宣正です。

寒い風が強く吹いていましたが、車を箱根に向かう車内は
穏やかな日差しが顔面を赤く染めた。

今日は箱根の由緒ある旅館の浴室改装工事の下見に向かった。

旅館の名は箱根芦の湯松坂屋本店。

箱根芦の湯松坂屋本店

新年早々1月7日から工事に入る。

来年は創業350年の節目となる格式高いこの旅館には
著名な方達が訪れる。

中でも幕末に多大な功績を残した西郷隆盛公・木戸孝允公が
厳重な会議にこの旅館を使用された。

その歴史に触れられる私は修学旅行気分で興奮を
隠し切れなかった。

西郷隆盛公・木戸孝允公が 厳重な会議にこの旅館を使用

会長にお会いすることができた。

風格に品を漂わせる門柱から眺める旅館の後ろに聳える
山の景色が壮大さと圧巻でしばらく立ち止まってしまったのだ。

会長から色々なお話を聞かせてもらった。

ありがたいことだ。

しかし箱根の風は非常に冷たく骨身にしみた。
1月はもっと寒くなるらしい。

箱根芦の湯松坂屋本店のお庭

正月恒例の箱根駅伝の後に工事をさせていただく。

雪が降らないことを願った。

箱根芦の湯松坂屋本店の玄関口

温泉に入ってきたと思われるが、次の現場に向かうため
すぐにこの地を後にした。

会長自らお見送りをしていただき恐縮してしまった。
この行為に答えるよう精一杯納得していただく工事を
させていただきたいと思う。

工事の様子は来年のブログで紹介します。

今日で仕事収めのところもあるが弊社は30日まで現場に
追われる。
不景気の昨今。こうして仕事をさせていただくことに
あらためて感謝の思いを強くしたのである。

ちょっとしたタイミング

今晩は薄井宣正です。

今日は暴風とすごい雨でしたね。

私は都内江戸川区小岩まで、外壁塗装見積もりに電車で向かった。

先月鎌倉の塗装工事を賜ったお客様の紹介で伺わせてもらったのです。

ありがたいことです。

今日の題名「ちょっとしたタイミング」
全て物事はタイミングの良し悪しで決まってしまう。
それと・・・・「運」

興味のない必要とされていないところにアプローチを掛けても
成果はほど遠い。
必要としていないところに無理やり必要の押し売りを
するほど私は一流の営業マンではない。

時間もない。

お互いが気持ちよくものづくりをしていくためには
タイミングと信用が必要不可欠なのである。

タイミングといえば、今日の雨もそう。
午前中お見積もりを終えた私は会社に帰社した。
歩いて帰社中雨が降ってきた。
傘を持っていない私はとある公園で雨宿りをするはめに
なってしまった。

ちょうど近くで現場をしている社員が雨で引き上げている
道中で、携帯で連絡を取り迎えに来てもらった。

これもタイミング。

その後会社に戻り昼過ぎから大風と雨が関東に被害をもたらした。

千葉方面では交通の便が不通となり利用者に多大の損害をもたらしたらしい。

これもタイミング。

私も今日午後から小岩に向かったら帰ってこれなかったかも
しれない。そう思うと運が良かったとつくづく感じてしまい
感謝の気持ちがこみ上げてきたのである。

人生もタイミングだ。
このご縁を大切に今日のお客様の見積もりに最善をつくしたい
と思うのでありました。

下の現場写真は公園の近くの現場といった三芳町藤久保のU邸。

公園の近くの現場.三芳町藤久保

奥の細道(鎌倉)

今晩は薄井宣正です。
知り合いの社長様から自宅外壁塗装工事を賜った。
場所は鎌倉。

朝5時半に会社から出発して片道2時間30分。

気合いが入る。

初日私も現場に向かった。
近隣の皆様に工事挨拶にドアを叩いた。
皆さん笑顔で接してくれた。
これもお客様の社長様が事前に挨拶をしてくれていたことが
とても気持ちの良い対応をしてくれたと感じている。

鎌倉の人は、心豊かな人が多いのかもしれない。

外壁塗装現場まで細い道。鎌倉

昔ながらの街並みはとても情緒がある。
車が入らない、お客様までの歩道は100メートル強はある。
足場組立に足場道具を持ち運ぶのに苦労した。
私も手伝った。
お客様から台車を借りて道具を運び、とても助かりました。

細い道なので台車で材料を運ぶ

鎌倉の施工現場写真

鎌倉の奥の細道は、私に鎌倉という町に興味を抱かせたので
ある。

これから鎌倉を題材にブログを展開していきたいと思います。

乞うご期待。

カップガン

今晩は薄井宣正です。

10月に入りました。今日は朝から雨でしたので、
外部工事は中止です。

昨日の段階で雨を想定していましたので、昨日
日曜日でありましたが、全ての現場を施主様の許可の下
仕事を行いました。

二つの現場で同時雨戸塗装が重なりました。

今日は塗装施工技術の中の吹き付けカップガンの様子を
紹介いたします。

雨戸吹付工事の様子1

雨戸の形にも色々な形パターンがあります。
波の打った写真のような雨戸を刷毛で塗るのは時間が
掛かります。

吹き付けの場合は、養生に手間が掛かりますが、養生が
終われば、とにかく早い。
早いし刷毛塗りよりもとてもきれいに仕上がります。

雨戸吹付工事の様子2

この現場の雨戸枚数は大小合わせて24枚。
ベランダを作業場として完全養生で完璧な仕事ができました。

雨戸吹付工事の様子3

溶剤系ウレタン塗料でしたので、少し匂いがこもりますが、
乾燥時間も短く、美しい仕上がりになりました。

雨戸吹付工事の様子4

もうひとつの現場です。

色は白系ですので、これも刷毛塗りで行うと、かすれ、すけが、
生じて塗膜がかぶりません。

腕の良い職人達の吹き付けでむらがなく仕上がります。

さすがです。

カップガンとは、ガンの根元に塗料を注ぐカップのような
器のある機械の名所です。

塗装にも色々な技法があることを知ってくださいね。

雨戸吹付工事の様子5

小川のせせらぎ

毎度暑い暑い暑い今日この頃
いかがお過ごしでしょうか?
今晩は薄井宣正です。

今日。とある知り合いの社長様の社員様実家の
外壁塗装を賜り、足場工事と水洗いをおこないました。

外壁塗装足場組立風景

現場に立ち会った私は、昼休み現場の近くにある
川のほとりに赴いた。

この暑さで体がかなりほてっていた。
靴下を脱いで、両足を水につけた。

風が口ずさんでいた。

太陽の日差しが大木の影になり涼しさが肌に伝わる。

あくびが出た。

大きな石畳に横になり、しばらく空を見ていた。
気がついたら深い眠りに付いていた。

外壁塗装現場近くの川

突然、音をたてて水しぶきが経て続けて私の眠りを止めた。

小学生の男子児童が海パンのまま、はしゃいだまま川に入っていたのだ。
思わず目が合った。
笑っていた。思わずシャッターを押した。

若い気と自然の気が融合して、私に大きなパワーを与えてくれたたようだ。

「蛇だ 蛇だ」と騒ぎながら、蛇の後を追って泳いでいく子供達の
楽しさに自然と笑みがでてきたのである。

学校から帰宅してテレビゲームに耽るよりも、こうして仲間と一緒に
自然と戯れるほうが健康だと思うのは私だけではないと思う。

こんな自然のあるところの現場で感謝しながら、物思いに耽る悪い
癖が出てしまった。

小川のせせらぎを聞きながら暑い日差しと現場に感謝である。

ちなみにこちらの現場は埼玉の小川町という地名なのだ。

川で水遊びをする子供たち

シールコーキング

梅雨晴れの今日いかがお過ごしでしょうか?

今晩は薄井宣正です。

今日の一現場のシールコーキング工事の様子を
紹介いたします。

劣化したサインディングのジョイントをカッターを利用して丁寧に剥がしていきます。

サイディングの外壁は、シールコーキングの劣化が
一番注意しなければならないところです。

可塑剤が紫外線により効力をなくすとこのシールコーキング
は埃が著しく付着したり、ひび割れが生じていきます。

そのまま放置しておきますと、そこから雨水が浸入して。
内部の構造を腐らせ、外壁の反りを発生させてしまいます。

そこで弊社は全ての既存シールコーキングをカッターで
除去していきます。

ジョイントのコーキングを剥がします。

次にラッカテープで養生をして、サイディング部分を汚さないように
していきます。

テープでサインディング部分を汚さないように養生します

密着力をつけるため、シールコーキング用プライマーを塗布していきます。

シールコーキング用プライマーを塗布します

シリコンコーキングを埋め込んでいきます。

シリコンコーキングを埋め込みます

金ヘラできれいに均していきます。

金ヘラでキレイに均します

こちらの現場は、3階建てですが、職人の背中ごしの
近隣のお宅は4階建ててして、隙間が大変狭く、足場組や
施工に大変苦労しています。
職人の身軽さは、私には真似ができません。
良く働いてくれています。

日曜日は雨が降る予報なので、今日から明日にかけて
ゆっくり乾燥させていく想定になっています。

サインディングジョイント部分を施工する職人

庭から駐車場へ

今晩は薄井宣正です。

今日は雨。

梅雨ですから・・・・・・はい。

門塀を取り壊して駐車場工事施工前

今日は門塀を解体して新たに駐車場をおこなった工事の紹介
いたします。

パワーシャベルで門塀を解体

昔は人力でどのくらいの時間をかけたのだろうか?

門塀をパワーシャベルで解体中

パワーシャベルで解体したとき、なぜか浜田省吾を思い出してしまった。

門塀解体完了

完全に解体した廃棄処分を済ませたら、ひび割れ防止の鉄製
網を敷き詰めていきます。

ひび割れ防止の鉄製 網を敷き詰め

駐車場セメント工事

餅屋は餅屋と言いますが、いつも感じる・・・・
職人の経験と勘は素人の私達にはできない技術である。

駐車場セメント工事2

駐車場工事施工前
【施工前】

駐車場工事施工中
【施工中】

駐車場工事施工後
【施工後】

ハナミズキ

今日は雨が降るといって降りませんでしたね今晩は薄井宣正です。

蒸し暑い日が続きます。

5月の花としてハナミズキがあります。
今は6月ですが、かねがねこのハナミズキについて
取り上げたいと思っていました。

 

ハナミズキ移植工事

4月にガレージ土間の工事をした ハナミズキを移植したお客様の
ところに伺いました。

ハナミズキ移植工事2

ハナミズキの名はミズキの仲間で花が目立つことに由来する。また、アメリカヤマボウシの名はアメリカ原産で日本のヤマボウシに似ていることからだそうです。
でも好い響きですよね。

ハナミズキ移植工事3

一青 窈の「ハナミズキ」は名曲です。今後受け継がれていく
スタンダードナンバーになるほどの名曲だと思います。

彼女が歌うより徳永英明様が歌うハナミズキが私は大好きです。

ハナミズキとして取り上げたかったのは、一青 窈様のこの曲の
詩を紹介したかったからです。

ハナミズキ移植工事4

空を押し上げて
手を伸ばす君 五月のこと
どうか来てほしい
水際まで来てほしい
つぼみをあげよう
庭のハナミズキ

薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと
終わりますように
君と好きな人が
百年続きますように

夏は暑過ぎて
僕から気持ちは重すぎて
一緒にわたるには
きっと船が沈んじゃう
どうぞゆきなさい
お先にゆきなさい

僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと
止まりますように
君とすきな人が
百年続きますように  ひらり蝶々を
追いかけて白い帆を揚げて
母の日になれば
ミズキの葉、贈って下さい
待たなくてもいいよ
知らなくてもいいよ

薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと
終わりますように
君と好きな人が
百年続きますように

僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと
止まりますように
君と好きな人が
百年続きますように

君と好きな人が
百年続きますように

どうです?

なんともいえない心が優しくなれる詩です。

ハナミズキ移植工事5
ハナミズキ移植工事6

移植するのは大変難しく、植木職人でなければ枯れてしまいます。
丁寧に枝を保護して移植は成功しましたが、お客様が言って
いましたが、過去から今までに花が咲かないそうです。
今年はどうか、伺いましたが案の定花は咲いていませんでした。
6月も終わりになる今現在も・・・・・残念。
だけど詩の世界ではありませんが、いつか実を結びハナミズキの
花が咲くことを信じたいと思います。

ハナミズキ移植工事後の開花

目地

今晩は 薄井宣正です。
今日は蒸し暑かったですね。
今施工している現場の塀をイメチェンしてみました。
施主のご主人が昔塗装したそうですが、石のブロックを
塗りつぶしてしまったことに、私は大変もったいないことを
してしまったなと思い、再生創造提案をさせていただきました。

石のブロック塀

現場も終わりにさしかかっていて、すっかり満足していただいた
施主様から
「薄井さんに任すよ」
と言っていただき、私の好き勝手な施工をさせていただきました。

ブロック塀の目地をカチオン系セメントフィーラーで均一に平らにしている様子

先ずはブロック塀の目地をカチオン系セメントフィーラーで平らに
均していきます。こまめに4回下地処理をしました。

カチオン系セメントフィーラーでこまめに4回下地処理後の塀の状態

そして、石のブロック塀に関しては、目地を生かしてみました。
これが今回のキーポイントです。

目地を黒色に塗装後に目地用養生テープを貼りつけた状態

下塗サフェーサーを塗り、
目地を黒色で塗装した後に養生する目地用両面テープを
貼っていきます。手間のかかる作業です。
でもです。いいものを作るには、この手間隙が必要不可欠
なのです。

目地用養生テープ施工後の様子

もう一度言います。今回の施工のキーポイントです。

ネットシートで歩行者等に塗料が飛ばないようにします

歩行者等外部に吹きつけ塗料が飛ばないようネットシートを
張ります。

石目調特殊塗料を吹付する様子

石目調特殊塗料1回目の吹きつけです。

石目調特殊塗料1回目吹付完了

1回目目地用養生テープ剥がし

1回目の吹きつけが終わり、1回目のテープも剥がしていきます。

目地用養生テープ1回目を剥がした状態

さー2回目の吹きつけです。

石目調特殊塗料2回目吹付

目地を埋めたブロック塀は違う種類の塗料を吹き付けました。

ブロック塀は違う色に吹付塗装しました。

吹付塗装施工完了

ご覧下さい。完璧な仕上がりです。

目地を残すことにより、石目調が引き立ち、高級感が増します。

今回の現場のキーポイントになる作品と相成りました。

石目調特殊塗料と黒色に塗装した目地のコントラストが高級感を演出

ケイカル版

今晩は薄井宣正です。
今日は破風板の補修工事でのケイカル版について
紹介いたします。

ケイカル版のケイカルとはケイ酸カルシウム(ケイカル)の略。
ケイカル版施工風景1

只今施工している現場の破風板がかなり劣化しており、
材木を交換しようと思いましたが、軒の取り合いの構造が
既存の軒板を破壊する恐れがあったので、ケイカル版を
重ね打ちしました。

ケイカル版施工風景2

ケイカル版は木材より腐りや傷みが少ないため、今の新築現場では
大半が使用しています。

ケイカル版施工風景3

腐りかけていた箇所が何箇所かあり、そのまま放置していたら
腐りはますます拡大していき、内部の腐食にもつながります。

ケイカル版施工風景4
ケイカル版施工風景5
ケイカル版施工風景6
ケイカル版施工風景7

塗装で仕上げれば、新築同様になります。