今日は屋根コロニアル中塗り塗装工事についてお話をさせていただきます。
今日も穏やかな日でしたが、寒さは日に日に増してますね。
弊社はコロニアル塗装では、水性シリコンを主として使用しています。
溶剤系のほうが耐久性に勝るといわれますが、今は水性塗料の
技術も進歩しております。溶剤系ですと2液型が多く
作業性が非常に面倒でございます。といいますのも
営業だけしか知らない人は作業をする職人の考えをあまり
理解せずに、2液性のほうが性能が良いと思っているのです。
ですが、この2液性塗料は1液と2液の配合を少しでも間違えば
性能は逆に半減されてしまうのでございます。
また、2液性は使用した材料は翌日には使用できません。
ですから2液配合した材料は一気に仕上げなければいけません。
今の時期などは午前中は気温が低く夜露などで作業ができません。
夏などは急な夕立で作業ができなくなると、その材料は使えなくなり
資源の無駄遣いになるのでございます。
全く持ってナンセンスでございます。ですからメーカーもウレタン系は
2液から1液に移行している状況でございます。
それでも2液が良いというお客様は、優秀な責任感のある職人さんを
吟味することをお勧めいたします。
コロニアルの塗り方ですが、上の段からパーツを決めて横にはしっていきます。
その時、次のパーツにはみ出ないように段を揃えて塗っていきます。
理由は、はみ出た部分が次に塗り重ねする時に重なった部分が
乾きムラとして仕上げが均等に塗れていないように見えてしまうからです。
スプレーガンで吹きつけする時は問題ないのですが、ローラーの場合
コロニアルの重ね部分に塗料がかぶさることがあります。そうすると雨漏りの
原因になる可能性が高いので、えん切りと言って余分な塗料がかぶさら
ないようにします。
大屋根部分の外壁下塗りをして外壁中塗り・上塗りを終えた後
屋根コロニアル上塗り仕上げをしていきます。
上塗り塗装工事については次回のブログで紹介いたします。