梅雨晴れの今日。地球温暖化でございます。
今日はとある現場の出来事を紹介させていただきます。
皆様一口に50年と申しますとどのような思いを巡らしますか?
小平にあります建設会社の清水建設工業清水社長様の紹介で
塗装工事をやらせていただいた老夫婦の物語でございます。
燻銀の老夫婦共に80歳を超えたお客様でございます。
戦後60年が過ぎ、若き男女は恋に落ち、結婚してこの地に家を
構えたのでございます。
平屋の建物は当時の建物から少しづつ増築をして守ってきました。
その最初の建築から今まで携わってきたのが清水建設工業様なのです。
現清水社長のお父様先代の建築でございます。
50年・・・・四半世紀・・・・この門扉は変わることなくこの家を守ってきたので
ございます。
今回塗装をさせていただきましたが、少しも痛んでいるところがないのです。
そのことをおばあちゃんから聞かせていただきました。
品のある優しく若いときはは美人だったと思わせる笑顔が
とても素敵な女性でございます。
80歳を過ぎても元気で夫婦仲良しで、私の理想とする夫婦でございました。
昔ながらの平屋で日本建築のシタミ板で隣には息子様の自宅があり
穏やかな暮らしをしています。
建物も平屋が一番の贅沢な建築だとつくづく思います。
50年以上の月日の中で色々な出来事がこの門扉を出入りしていった
事だと思います。
愛情のある夫婦だからこそ50年もの間、門扉も生かされてきたのです。
そして門扉は50年の夫婦の絆を見守ってきたのだと思います。