今日も暑い暑い暑い一日でした。
とある現場で屋上の防水工事が完了しました。
現場点検に来た私。この暑さにメロメロ。
ヘベレケ、シャバダバって感じ・・・・・
弊社の職人、この暑いなかよく働いてくれます。
私が体力ないのか、職人がタフなのか、
黙々と働いてくれました。
今回の防水工事は既存がシート防水であり、そのシート防水を
生かすためにアトミクス㈱の水性一液型防水塗料アトレーヌを
使用いたしました。
雨漏りが一番ネックの床防水。慎重に施工いたしました。
お客様もこの間の激しい夕立でも雨漏りが止まったと喜んで
いただきました。
お客様に聞いた話でしたが、家を建てた某有名ハウスメーカーは
弊社で施工すると言ったら、今後の面倒はみないと言われたそうです。
かーーーー。
金の切れ目が縁の切れ目。
工事の切れ目がメンテナンスの切れ目とは・・・・
お客様の答え
「上等。業者はお宅だけではない」
くーーーー。弊社はそう言われないように、お客様と
長いお付き合いをしていきたいと思います。
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暖冬から寒い4月になってしまった降りしきる雨のなか
体調のほうはいかがでしょうか
私はすこぶる元気でございます。
先日のブログ作品の「目に見えない力」のごろにあわせて
今日は「 目に見えない危険 」と題しましてFRP防水の工事現場の
様子を紹介します。
FRPとは、Fiber Reinforced Plastics の略で、
Fiber=繊維、Reinforced=強化された、 Plastics=プラスチックのことです。
強化材(主にガラス繊維)に低圧成形用樹脂(主に不飽和ポリエステル樹脂)
を含浸させて成形することにより、機械的強度を著しく向上させた
強化プラスチックを意味して、プラスチック本来の特長である
「錆びない」「腐らない」「電気を通さない」などのメリットを最大限に
生かした複合材料でございます。
宇宙・航空産業をはじめヨット、バイク、自動車、鉄道、
医療分野等さまざまな分野で用いられています。
建設産業でも新築の建物のベランダ防水は大半がこの防水施工
で行われています。
今回のお客様の建物も築14年経過したFRP防水のところから
激しい雨が降ると雨漏りがすると言う事でした。
設計の段階で、上の写真を見て床からサッシの立ち上がりの高さが
全然低いのがお分かりいただけると思います。
激しい雨が降り続くとドレンに流れていく雨水が溢れ出し、この立ち上がり
の隙間から水が浸透していくと推測しておりました。
ところが既存のFRP防水塗膜を剥がしてみて、開けてびっくり
玉手箱。ドレンの周りの下地がこのように腐食していたのでございます。
床を全部撤去解体しようと考えましたが、床底から下地コンパネの
深さがかなり少ないので水はけの傾斜が取れないと判断しまして
お客様からも全部撤去することに同意しませんでしたので
腐食した部分にコンパネを重ね打ちすることにいたしました。
既存のコンパネの上からセメント樹脂系の下地塗りをしました。
サッシの立ち上がりの部分と隙間箇所に念入りにコーキングを
うちました。そしてプライマー下塗を行い、FRP防水をして
最後にトップ上塗を2回塗って仕上げでございます。
コンパネを重ねた分段差ができましたが、両サイドからの傾斜で
水の流れを良くしました。
雨漏りなどの水の浸入は一番の家の大敵でございます。
目に見えないところですから、ないがしろにしがいがちですが
雨漏りが気になるようでしたら早急の処置が必要なことは
言うまでもありません。
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