今晩は、お元気ですか? 薄井宣正です。

春の木と書いて椿。

冬の木と書いて柊。

情緒ありますね。日本人に生まれてよかったと思う
言葉の響きですね。

外壁高圧洗浄1

今日初日の現場でありますお客様とのとあるお話をさせていただきます。

現場点検に伺った私の臭覚を酔わせた良い匂いが
玄関周りから香りがただよってきました。

それがこの水洗いをしている左端に見える「ヒイラギ」です。

教養のない私は、お客様の奥様にこの木の名前を尋ねたのであります。

「奥さん これが柊ですか ものすごく良い香りがしますね」

「うそーー そうなの どれどれ・・・・あらやだ ほんとだわ」

「えっ? 奥さん知らなかったの?」

「知らなかったわよ ハハハハハ」

ですって・・・・
外壁高圧洗浄2

人間の神経を一番酔わせるのは、良い香りなのです。
脳の神経を和らげるのも臭覚からです。

アロマテラピーは精神治療に良い事も頷けます。

香水も体臭を消すためのものだけではなく、リラックスさせて
くれるものであり酔いしれてしまう麻酔のようなものですよね。

えっ?

私?

私は大丈夫。自分に酔っていますので、はい。

柊の花

【柊】
古くからその鋭いトゲによって邪気を払う木と
され、庭に植える習慣があった。
また、鬼が目を突かれて退散したという伝説
(別名「鬼の目突(おにのめつき)」)から、
2月の節分(せつぶん)には、イワシの頭を
柊の枝葉に刺して戸口に立て、魔除けにする、
という厄除けの習慣が現在も残っている。
(イワシの悪臭と柊のトゲで鬼を退散)
また、ネズミが通り抜けるようなところへ
柊の枝葉を立てておくと、ネズミもトゲを
恐れて通らなくなるという”効き目”も
あったらしい。
また、中国では鬼を爆竹の音で追い払う慣習が
あるが、ヒイラギも葉をくべると葉が膨張して
はぜるので、その音で鬼は逃げていく、
という話もある。

セメント瓦よさようなら

穏やかな日曜日。

春ですね。

花粉症ではありませんか?

私はお蔭様で目に少しか痒みがある程度で
重症ではありません。 ありがたいですね

セメント瓦屋根の葺き替え工事1

さて今日は、セメント瓦屋根の葺き替え工事の様子を
紹介いたします。

セメント瓦屋根の葺き替え工事2

ご覧の通り、今回の現場の屋根はかなり老朽化
しています。屋根の隙間を埋める漆喰土も劣化して
ぽろぽろ剥がれ下の路上に落ちてくる状態でした。

セメント瓦屋根の葺き替え工事3

 

セメント瓦屋根の葺き替え工事4

家にとって何より大敵なのは、雨水によりカビなどが発生して
木造を腐らせ、人間の体も家の室内も健康を害していきます。

セメント瓦屋根の葺き替え工事5

人間の体で言えば、屋根は一番大切な大脳の頭部に値して
重要であります。

水は上から下へ流れるがごとく、一番最初に雨水を受けます。

セメント瓦屋根の葺き替え工事6

そして夏になれば、灼熱の太陽熱が屋根を射していきます。
これも室内に大きな影響を与えます。

セメント瓦屋根の葺き替え工事7

日本の文化は目に見えないところに神経を磨ぎ、そこに注意を
向けていました。

見えるところにお金をかけてしまいますが、見えない解らないところに
投資することも大切なことではないでしょうか・・・・

セメント瓦屋根の葺き替え工事完了

今回のお客様はOBのお客様であり、大変満足していただきました。

洗う

さんずいに先と書いて「洗う」と読む。

心を清めるにも洗礼を受けるのにも、先ず水で
事が運ばれる。

外壁側面水洗い洗浄

塗装工事も先ず、水洗いから事が始まる。

今まで長年付いていた埃や垢を洗い流していく。

軒周辺の外壁水洗い洗浄

汚れていれば、汚れているほど落し甲斐があり、こうして
撮影していて、眺めていると面白いほどきれいになっていく。

玄関付近の外壁水洗い洗浄

埃やゴミは、塗装には大敵。下地の状況によって仕上がりも
大きく変わっていく。
また密着率が激減して塗装塗膜の剥がれの原因に繋がっていく
だからこの水洗い工事はとても大切な施工工程なのであります。

外壁水洗い洗浄済みと洗浄前外壁の色の違い

水洗い工事のように人生も水に流せたら、幸せだと思いますよねーーー。

もうちょっとだね

継続・・・・・
今日は続けることの成果について、現場の出来事から
お話させていただきたいと思います。

かれこれ出会いから5年の月日が流れた去年の暮れ、弊社に1本の電話が
鳴った。

とある某有名保険会社の社長様からだった。

コンクリート塀の汚れ

「薄井さん この間はお手紙どうもありがとう ところで薄井さんの
ところで塗装をやっているよね 自宅の塀なんだけど 汚れが酷くて
何とかしたいんだけど きれいにしてくれるかな」

状況の説明と提案を持って、すぐに社長の会社に伺った。

社長室に通され、緊張気味の私だか、どこか安心感が室内を包んだ。

仕事の話が済むと色々な世間話に話が弾んだ。

「いつも手紙を喜んでいただきありがとうございます」

「こちらこそ 薄井さんの手紙が毎回成長しているのに関心しているんだ」

コンクリート塀を高圧洗浄1

「ありがとうございます ただいつも送らせてもらってご迷惑ではないかと
悩みながら それでも出し続けさせてもらっています この思いが仕事に
繋がることを信じてるんですが、いつ結果がでるのか まだ解りません
もしかしたら 私のやっていることは間違っているんじゃないかと思うときも
あります」

コンクリート塀を高圧洗浄2

「薄井さん これからだよ これから実がなり花を咲かせるんだ
私も昔保険の営業をしてきて 同じ思いを経験してここまで来たんだ
やっていることは決して間違ってはいないよ」

そんな話を終え、後日見積書を提出し契約をいただいた。

そう思うとこの契約も一つの成果になったことを実感している。

見てくれている・・・読んでくれている・・・・

ありがたいことだ。思いを文字に変えて数少ない出会いを一気に
凝縮して親密感を引き寄せる。

仕事欲しさのための信頼作りじゃなくて信頼される自分自身の向上が
仕事に繋がっていくと私は思います。

そんな思いで先月一生懸命仕事をやらせていただきました。

SK化研のセラミクリートプライマー下塗をして  セラミクリート保護材で仕上げ

※打ち放しコンクリート塀を水洗いして、石材用アクロンで
汚れアクを落とした後、
SK化研のセラミクリートプライマー下塗をして
セラミクリート保護材で仕上げました。

コンクリート塀塗装施工後

弾性リシン吹き付け工事

冬は必ず春となる。

穏やかな日曜日いかがお過ごしましたでしょうか?

今日は先日完了いたしましたリシン吹き付け工事現場の
紹介をさせていただきます。

左側が電動コンプレッサー 右側ガソリンエンジン用コンプレッサー
【左側が電動コンプレッサー 右側ガソリンエンジン用コンプレッサー】

吹き付け工事とは手作業ではできません。
ローラーなどの手作業には、手作業なりの良さはありますが、
吹き付けのような機械で行う工事は手作業にはできない
技術があるのです。

機会とは、コンプレッサーという電動の物からガソリンエンジンの
ものまであります。ナンと言ってもガソリンエンジンのほうが
圧力が強く、それによってパターンもいろいろ変えることができます。

弾性リシンを真水で希釈します

今回は弾性リシンを使用しました。水性のため、程好い粘りの調整は
真水を希釈して行います。
多すぎても少なすぎてもいけません。
職人の腕と材料のマニュアルが頼りになります。

仕上げ吹き塗装の様子

下塗のシーラー塗り、中吹き塗装をした後の仕上げ吹きの様子です。

弾性リシンをカップに補充している様子

吹き付けの場合、撮影するのが大変です。なぜかというと吹き付けで
飛び散った塗料が飛んでくるからです。

このときの私は作業着ではなくスラックスのズボンをはいていました。
案の定塗料が付いてしまいました。

吹付塗装施工完了した建物

仕上がりは完璧でございます。はい。

重たい瓦さようなら

今日から3月。穏やかな1日でした。
ところが午後からまた風が強くなり、先日の大風を思い出しました。

今日はそのときの大風で瓦が外れたお客様から依頼があり
瓦屋根をコロニアルに葺き替える工事を紹介いたします。

瓦屋根の割れ

先ず、最初に現場状況を確認するため大屋根に登りました。

瓦が割れている箇所や老朽化で欠けている箇所が多数見受けられました。

これでは雨漏りするはずです。

瓦屋根の劣化、破損

瓦屋根の撤去

次に瓦はがしから始まります。

瓦屋根剥がし

廃棄物の瓦がトラックの荷台いっばい

トラックいっぱいになった瓦のガラの廃棄物の処分は今
厳しいので、資源の廃棄処理にご理解と環境意識を持ってください。

瓦を剥がした屋根板に穴が多数

ご覧になってお解かりですか?
丸く黒くなっている箇所は穴が空いてるのです。
コンパネを重ねていきます。

屋根にコンパネを敷き詰めていきます

その次にルーフィングという防水シートを張り詰めていきます。

 

ルーフィングという防水シートを施工

そしてコロニアル屋根材を下から重ねていきます。

ご承知のようにコロニアルは瓦よりも軽いため家自体の重量を
抑えることができます。

地震による瓦落下等の心配はかなり削減されるでしょう。

瓦屋根をコロニアルに変更完了

このときの作業日は穏やかで風もなく絶好の日でした。

作業工程も無事予定通り1日で完了いたしました。