梅雨晴れの今日。地球温暖化でございます。
今日はとある現場の出来事を紹介させていただきます。
皆様一口に50年と申しますとどのような思いを巡らしますか?
小平にあります建設会社の清水建設工業清水社長様の紹介で
塗装工事をやらせていただいた老夫婦の物語でございます。
燻銀の老夫婦共に80歳を超えたお客様でございます。
戦後60年が過ぎ、若き男女は恋に落ち、結婚してこの地に家を
構えたのでございます。
平屋の建物は当時の建物から少しづつ増築をして守ってきました。
その最初の建築から今まで携わってきたのが清水建設工業様なのです。
現清水社長のお父様先代の建築でございます。
50年・・・・四半世紀・・・・この門扉は変わることなくこの家を守ってきたので
ございます。
今回塗装をさせていただきましたが、少しも痛んでいるところがないのです。
そのことをおばあちゃんから聞かせていただきました。
品のある優しく若いときはは美人だったと思わせる笑顔が
とても素敵な女性でございます。
80歳を過ぎても元気で夫婦仲良しで、私の理想とする夫婦でございました。
昔ながらの平屋で日本建築のシタミ板で隣には息子様の自宅があり
穏やかな暮らしをしています。
建物も平屋が一番の贅沢な建築だとつくづく思います。
50年以上の月日の中で色々な出来事がこの門扉を出入りしていった
事だと思います。
愛情のある夫婦だからこそ50年もの間、門扉も生かされてきたのです。
そして門扉は50年の夫婦の絆を見守ってきたのだと思います。
※7月にホームページ新たにリニューアル決定 乞うご期待。
※ナイガイセルフのホームページは こちらをクリック して下さい。
今日も晴れ。蒸し暑い一日。地球温暖化でございます。
今日はお客様の犬小屋とウッドデッキを素人の方でも
知る人ぞ知る「キシラデコール」で塗装しました。
今日はこの「キシラデコール」を【ドック・ルーム】と題しまして
紹介いたします。
キシラデコール
キシラデコールとは、木材専用の保護着色塗料。非塗膜形成タイプ塗料で、通気性に富み、美しい木目が生かせ、防腐・防虫・防カビ効果を発揮する。
ドイツ・バイエルン社で開発され、日本では日本エンバイロケミカルズがライセンス生産権を持ち、製造している。木材に深く浸透し、木材の腐れやカビ、虫を防ぎ、内部より木材を保護すると同時に木材に色彩することで美観を楽しむことができる。塗装した木材は水をはじき、塗膜をつくらないのでひび割れしないが、防水効果は期待できず、約5年で木が水を吸い、色あせが目立ってくるので、塗り替える必要がある。最初の塗装後2〜3年で再塗装し、以後は5年ごとに塗り替えるのが目安。非塗膜形成タイプの塗料のため、塗り替え時には、ホコリ・泥や土・ごみなどを落とすだけで塗装することができる
こんなに大きな犬小屋を塗るのはめったにございません。
しかしこの日本語の犬小屋という響きがあまり私には芳しく
ございません。
鳥小屋・・・バード・ルーム。 豚小屋・・・ピック・ルーム。
馬小屋・・・ホース・ルーム。 犬小屋・・・ドック・ルーム。
このほうが品がありませんか?
思わない? ですよねーーーー。
では次に進ませていただきます。はい。
ドック・ルームもウッド・デッキも新しく作り変えたので、木部の保護に
浸透しやすいキシラデコールをお客様の要望で塗りました。
浸透させる塗料は最低2回塗りをしなければ意味がありません。
今回は色も明るめのペニー色でしたので3回塗りしました。
愛犬のワンちゃんも臭くてしばらくは中に入れません。
ですがきれいなドック・ルームの完成でございます。
【 施工前 】
【 施工後 】
※7月にホームページ新たにリニューアル決定 乞うご期待。
※ナイガイセルフのホームページは こちらをクリック して下さい。
地球温暖化でございます。今日は晴れ。
さて今日は外壁仕上げ塗装(トップ)の中塗り施工について
お話させていただきます。
外壁塗装施工手順として下塗〜中塗〜上塗と流れていきます。
ローラーで塗りきれない箇所は刷毛で塗装していきます。
中塗の重要性は人生と同じでございます。
人生の極意は・・・・・「中道」なのでございます。
下塗というどん底という人生から基礎を作り・・・・
中塗というどん底人生を上向きの人生にしていく基本をつくり
中塗という基本の人生によって最高の人生を仕上げていく・・・・
中塗なくして本当の仕上がりは不可能なのでございます。
お分かりいただけますか?
左側が中央の目地を境に中塗の状態。右側が2回目の上塗塗装です。
いやーーー。
塗装で人生を語るナンざー、おつなもんでございます。はい。
【施工前】
【施工後】
※7月にホームページ新たにリニューアル決定 乞うご期待。
※ナイガイセルフのホームページは こちらをクリック して下さい。
さて今日は下塗塗料の識別と題しまして
下塗の施工にも外壁の用途に応じて塗料の種類も
違います。
今日私は、お腹の調子が悪くて、病院に行きました。
大したことなければいいのですが、この歳になると健康に
気を使います。
ですがそのときの医師の応対が
「とりあえず 薬を渡しときますので様子を看てください」
「先生 レントゲンで見なくて大丈夫ですか?」と低調に尋ねたら
「レントゲン診ても分からないから 薬で様子看てください」
と言われました。
様子を看て薬で治ればいいですけど、患者として原因を知りたいのも
なってみて分かるものです。
しばらくそれで様子を看ますが、その時思いました。
住まいのドクターが私なら、仕事を依頼するお客様は住まいの
患者様なのです。
「お客さん 家が傷んでるみたいだけど、とにかく ほら
ここに良い最高級の塗料があるから これ塗っときましょう」
「どうしてですか」
「やだなーー 決まってるじゃないですか 最高級だからですよ」
これに似ています。
お客様は住まいのドクターの言うことを信じてそれに従います。
ところが最高級の塗料を塗っても下塗りを塗る基礎知識がなければ
猫に小判でございます。
金額が高ければ悪徳と言われ、安ければ手抜きと言われる。
では適正価格とはナンなのでしょうか?
お客様が決める金額でしょうか? 予算の中で考えるならば
そうかもしれませんでは、
「先生 お腹痛いから 足の裏にサロンパス貼って へその周りに
目薬をしこたま塗れば直ると噂で聞いたんで そうしてもらいます」
「分かりました そう言うなら患者さんのためだ そうしましょう」
となったら どうします?
健康ブームの昨今。健康でいられるなら死んでも良いと言うおかしな
話になりませんか?
「どこでその噂を聞いたんですか?」
「みんな言ってますよ つい最近も雑誌に載ってましたよ」
「そうですか ケガとか外傷ではないので外部からは考えられません
手で触ってみても 内視鏡で看ても問題はありません ただ私が
思うのに ストレスからくる疲労が普通腰にくるものが 下腹部まで
伝わってきたのではと思います」
「じゃー 先生 レントゲンで調べてよ」
「今はそこまでする必要はありませんよ レントゲンを撮れば何でも
解決すると思わないでください レントゲン撮ることで放射線による
身体のダメージのほうが今回は大きいと思います
痛み出したのは昨日からですよね そうしたら薬を3日分出して
おきますので これで様子を看てください 大丈夫ですから
もし何かあったらまた来てください 」
患者さんが今求めているものは言葉からくる安心と原因についての
対処の説明なのでございます。
理屈じゃないんだよ 治ればいいんだろ・・・・そうかもしれません。
でもそう言われたらそこには二度と行きません。なぜなら
医者はそこだけではないからです・・・・・
だけど 看てもらうのはやっぱあなたですよ と、言われたいですよね。
理屈ぽくて申し訳ございません。
でもこれが本当の営業力だと思います。
口から出負かしでもなく、技術の腕の良さだけではない
お客様が納得する安心感と確信を与える関係だと思います。
前置きが長くなってしまいましたが
下塗の役目は既存塗膜と新しく塗る上塗の密着を助け、上塗の
吸い込みが少なくきれいな仕上がりにさせてくれます。
下の写真をご覧ください 下塗材が塗れている箇所と塗れていない
箇所がございます。
これは既存の性質によって塗って良いか悪いか、適材適所塗料を
識別しなければなりません。
最初に白く塗れている箇所がモルタル部分でモルタル専用の下塗材です。
エスケー化研 ソフトサーフSG 使用
後の箇所がサイディング専用の密着性を吟味した下塗材です。
エスケー化研 スーパーシーラー 使用
屁理屈はいけませんが、専門知識の説明は日々勉強でございます。
※ナイガイセルフのホームページは こちらをクリック して下さい。
巷ではゴールデンウィーク突入ということで、高速道路は
恒例の渋滞でございます。
私はとにかく人ごみ、渋滞、待つということが大嫌いなせっかち
男でございます。
だから今年のこの期間はどこにも行きません。というより仕事が詰まって
おります。ありがたい限りでございます。
仕事をするのは職人さんたちですが、よく働いてくれています。
これまたありがたい限りでございます。
今日はゴールデンウィークを横目にゴールデンワークと題しまして
進めさせていただきます。
�@現場
こちらの現場は昨日の夕立を予知していましたので、昨日は
作業を午前中で中止して、今日上塗仕上げになります。
明日は全ての塗装が終了して、後は雨樋を交換して完了です。
�A現場
こちらの現場は雨樋交換のみということで、突貫工事で昨日足場を組み
雨樋交換を今日行いました。明日足場解体予定でございます。
�B現場
こちらの現場は塗装工事が完了して、雨樋取付とベランダテラス設置
工事で完了になります。
�C現場
こちらの現場は外壁塗装が完了して、コロニアル屋根塗装を
今日仕上げ塗装を終えまして、明日足場解体の予定でございます。
今年の4月は雨が多く、気温も肌寒い日が続きました。
雨で遅れた現場もありましたが、安全第一で作業が順調に
進んでおります。
このまま五月(さつき)晴れであることを期待する今日この頃でした。
※ナイガイセルフのホームページは こちらをクリック して下さい。
物事には、周期というものがあり生まれては無くなり、新しいものは
古くなり、また再生していく。
ちょうど外壁でもサイディングの全盛からちょうど塗り替え時期に入り
サイディングの塗り替えも増えてまいりました。
半永久に塗らなくても良いなどと謳われていたサイディングもここに来て
塗り替えなくてはいけなくなっている状況でございます。
この世の全てに永久に変わらないものなどないのでございます。
建物をそうするのであれば、永久なものではなく、そのものをメンテナンス
していく人間の意識だと思うのです。
下の写真は3年前に施工させていただいたN様の紹介で工事を賜りました
富士見市のS様と別件での川越市E様の施工の様子でございます。
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
※ナイガイセルフのホームページは こちらをクリック して下さい。
花粉症は皆様大丈夫でしょうか?
私はそれほど重症ではありませんが、少し目にきてるような
感じがします。
健康が一番ですね。
今回の現場は破風板や木部関係がかなり傷んでいました。
モルタル部分はそれほど痛んではいません。
仕上がりがとても奇麗に西日にてらされてまぶしいくらいです。
【施工前】
【施工中】
【施工後】
※ナイガイセルフのホームページは こちらをクリック して下さい。
【施工前】
【施工後】
先月着工したふじみ野市の現場。今日足場をばらし無事終了いたしました。
今回はコロニアル屋根とモルタル外壁塗装塗り替え工事です。
お客様にイメージどおりの色だと喜んでいただき、現場点検に来た私も
とてもうれしかったです。
※ナイガイセルフのホームページは こちらをクリック して下さい。
一般住宅の塗装では外壁のモルタル・サイディング・木部・鉄部等に
簡略的ですが、分類されます。
全ての素材に対して、基礎である下地処理の工程は必要不可欠
なものでございます。
鉄部塗装は、雨水によって錆びないうちに塗料によって腐食を
防ぎます。
しかし、現実問題、コスト的にもメンテナンスの気配りに対する
意識は一般の方には難しいと思います。
やはり痛んでから意識し始めるのではないでしょうか。
では、なってからどうすれば良いか、弊社の考えを述べさせて
いただきます。
昔、人体で擦り傷などのケガをした際、赤チンを塗布したのを覚えて
いらっしゃいますか?
今はすっかり目にすることもなくなりましたが、
消毒が必要です。
それに近いイメージとして、鉄部の錆びた箇所には錆び止め塗装
が必要なのでございます。
ケレンという錆びて浮いた塗膜などをきれいに落とした後、清掃していきます。
ペーパー等で下地と既存の塗膜に細かい傷をわざとつけていきます。
これは、傷つけたところと塗装した塗料が密着力が強くなるからです。
また、タッチアップという錆た箇所だけ錆止め塗装をすることもありますが
通常は全体に塗装していきます。
下塗は上塗りの仕上がりにも影響があり、きれいな仕上がりを
助ける役目もあるのです。
専門知識も必要かも知れませんが、お客様に分かりやすく説明
するほうが、下塗の必要性を強く感じていただけると弊社は
考えています。
鉄部の錆止め塗料は【1】。亜鉛メッキ鉄部は【2】による。屋外用の種別を屋内に用いることは支障ない。豊亜鉛塗料を使用する場合は,特記したメーカー仕様による。
表中に1種とあるものは乾性油を主体とするもので,乾燥は遅いが浸透性のよいもの,2種とあるものは合成樹脂系で,乾燥は早いが浸透性は弱いものなので,
錆び落としが完全に行い難いと予想される場合は,1種を使用する。
【1】 鉄部錆止め塗料
適用 JIS 規格 規格名称 1回分塗布量 g/m2
屋内 JIS K 5621 一般用さび止めペイント 1種 110
屋外
屋内 JIS K 5622
JIS K 5623
JIS K 5624
JIS K 5625
JIS K 5629 鉛丹さび止めペイント
亜酸化鉛さび止めペイント
塩基性クロム酸鉛さび止めペイント
シアナミド鉛さび止めペイント
鉛酸カルシゥムさび止めペイント 1種190 2種140
1・2種 100
1・2種 100
1・2種 100
120
【2】 亜鉛メッキ鉄部用錆止め塗料
適用 JIS 規格 規格名称 1回分塗布量 g/m2
内外 JIS K 5629 鉛酸カルシウムさび止めペイント 120
※ナイガイセルフのホームページは こちらをクリック して下さい。
今月はインド特集です。
今日はインドのペンキ屋さんを紹介いたします。
とあるホテルのカフェテラスでビールを飲みながら
ニラジ (旅の相方インド人)と人生を語っていました。
ほろ酔い気分になってしまったので、外の空気を
吸いたくなり庭先に足を踏み入れたら、若者が数人
刷毛を持って作業をしていました。
海外の建築施工現場を拝見できるのも絶好のチャンスと思い
職人の和の中に入っていきました。
「 アイム ペインター 」と私が自己紹介したら
「 ユー アー ライア (嘘つき)」と言われてしまいました。
インドの塗装業の社会的地位はかなり低いものがあります。
日本も塗装職人のイメージはあまりよくありません。
これから日本の職人の社会的地位もインドと同じことになる
確立は高いし、そうではなく技術者としてイメージアップ
していくのもこれからの日本建築職人の課題となるでしょう。
ぼろは着てても心は錦という時代はこれからはありえません。
常に格好いい態度振る舞い・マナーが必要になってくるのです。
安全性の低い綱を握り締めながら、作業をしているのは
熟年の職人ではなく、バイトのような兄ちゃんが塗装しているのです。
危険な作業をこうして笑顔で仕事をしているのです。
日本の若者はこの先こうした汚い仕事はしなくなり
建築職人の人手不足がそう遠くない将来やってきます。
インドの貧しい若者に今足りないものは教育だけですので
知識を身につけたら、優秀な労働者が現れると思います。
日本の青年よ、うかうかしていると居場所がなくなる
ざんすよ。明日はわが身ざんす。
※ナイガイセルフのホームページは こちらをクリック して下さい。