今晩は、お元気ですか? 薄井宣正です。
春の木と書いて椿。
冬の木と書いて柊。
情緒ありますね。日本人に生まれてよかったと思う
言葉の響きですね。
今日初日の現場でありますお客様とのとあるお話をさせていただきます。
現場点検に伺った私の臭覚を酔わせた良い匂いが
玄関周りから香りがただよってきました。
それがこの水洗いをしている左端に見える「ヒイラギ」です。
教養のない私は、お客様の奥様にこの木の名前を尋ねたのであります。
「奥さん これが柊ですか ものすごく良い香りがしますね」
「うそーー そうなの どれどれ・・・・あらやだ ほんとだわ」
「えっ? 奥さん知らなかったの?」
「知らなかったわよ ハハハハハ」
ですって・・・・
人間の神経を一番酔わせるのは、良い香りなのです。
脳の神経を和らげるのも臭覚からです。
アロマテラピーは精神治療に良い事も頷けます。
香水も体臭を消すためのものだけではなく、リラックスさせて
くれるものであり酔いしれてしまう麻酔のようなものですよね。
えっ?
私?
私は大丈夫。自分に酔っていますので、はい。
【柊】
古くからその鋭いトゲによって邪気を払う木と
され、庭に植える習慣があった。
また、鬼が目を突かれて退散したという伝説
(別名「鬼の目突(おにのめつき)」)から、
2月の節分(せつぶん)には、イワシの頭を
柊の枝葉に刺して戸口に立て、魔除けにする、
という厄除けの習慣が現在も残っている。
(イワシの悪臭と柊のトゲで鬼を退散)
また、ネズミが通り抜けるようなところへ
柊の枝葉を立てておくと、ネズミもトゲを
恐れて通らなくなるという”効き目”も
あったらしい。
また、中国では鬼を爆竹の音で追い払う慣習が
あるが、ヒイラギも葉をくべると葉が膨張して
はぜるので、その音で鬼は逃げていく、
という話もある。