「もしもし薄井さん、私自治会のKだけど、今日お邪魔してもかまわない?」
この町の副会長をしている私。
その町の役員をしているK様から電話をいただいた。
「どうも よく来てくれました どうぞ どうぞ」
「土足でいいの?」
きれいにしている弊社の床を見て申し訳なさそうに顔を覗かせ
尋ねにこられました。
「薄井さん この見積もり見てくれない? 飛び込み営業がきてさ
屋根塗装を進めにきてるんだ この間薄井さんの会社のチラシが
入っていて、この遮熱塗料について書いてあったでしょ
ある雑誌を見て、その後に薄井さんのチラシが入っていたので
相談にきたんだ」
「えーー本当ですか ありがとうございます 遮熱塗料に興味があるとは
とてもうれしいです」
世間話から色々お話を聞かせてもらい
「Kさんのご自宅 わたし知らないんだけど 今調査させてもらってもかまいませんか?」
「来てくれる?」
歩いてすぐの場所。地域密着のメリットでございます。
現状を拝見させていただき、塗装の説明をさせていただき
外壁と屋根塗装の仕事をいただきました。
部屋に通され、奥様ともはじめてお会いさせていただきました。
その時、奥様はその飛び込み営業から早急の捺印を迫る書類を
差出され、それを聞いたK様が勝手に商品の見積書も持ってこないで
金額だけの書類を家内に押し付けたのが納得いかないこともあり
私に話がきたのだと思いました。
業者としたら早く契約を交わし、書面によってがんじがらめにするつもり
だと思います。
しかしこんな契約をしてなんになるというのでしょうか
お客様に納得していただけなければ、せかす契約は業者本位のものに
なってしまいます。
お互いが納得する関係を結べれば、お客様は契約書にサインするはずです。
甘いですか?
甘くて結構。気が変わらない意思決定が契約なのです。
契約しなければ気が変わって工事が破棄されてしまうのであるならば
お客様に納得されていないのです。
弊社はクリーングオフを重視します。納得してそれでも契約破棄される
お客様は弊社のお客様ではないのです。
そういう飛び込み業者のお陰で、私は1回で契約させていただきました。
ありがたいことです。感謝感謝でございます。
下の写真は今日のとある現場の吹きつけ工事の様子でございます。
今日もじめじめした陽気でした。梅雨があけるのは何時なのでしょうか・・・・