今日は雨。
とにかく雨が多い今日この頃
いかがお過ごしでしょうか?
(有)ナイガイセルフの薄井宣正です。
さて、今日は雨の被害を防ぐコーキング施工について
紹介いたします。
これからの建物外壁はサイディングが主流となりますが
そのサイディングのジョイント(つなぎ目)部分をコーキングしてあります。
年数がたてば下の写真のように割れたり、縮んでゆがみ劣化していきます。
この原因のひとつとしてコーキングの中に含まれる
可塑剤の効力が弱りなくなっていきます。
可塑剤とは、プラスチック・ゴム・塗料などに添加することにより
柔軟性を与える物質です。
問題点は熱や紫外線により添加された可塑剤は気化もしくは
流出してしまい、5~7年ほどで弾性が失われてしまうことです。
ですので、年数を重ねたら、メンテナンスとして打ち増しか打ち
直しをしなければいけないのです。
下の写真のように、できれば完全除去して新しいコーキングを
打ち直しすることをお勧めします。
今回の現場は2液性シリコン樹脂コーキングを施工しました。
2液性は速乾性もあり、ブリード現象を防ぎます。
ブリードとは、「布地の色がにじみ出る」という意味があり
この上に上塗り塗装をすると年数が経つにつれてコーキング
の部分だけが黒く汚れたように浮き出てくる状態を指します。
今回の施工ではそれが起こりにくくなります。
再度申しますが、何事も下地処理が一番大切なのです。
雨水が室内に入れば建物もそうですが人体にも影響を与えます。
なぜならば、カビ・コケによる発生です。
あともう少しで梅雨の季節に到来です。
雨漏り等にはご注意ください。
お困りのときは弊社ナイガイセルフにお電話を・・・・